人工授精のリスクについて。双子妊娠や流産、子供が障害を持つ可能性は?

人工授精(AIH)が効果的と考えられているのは

・精子に軽度の問題がある場合

・射精障害&性交障害がある場合

・フーナー検査の結果が良くない場合

等の状況の場合です。

もちろん、不妊の原因が特定できず、まずは人工授精から不妊治療を始めるというカップルも多いと思います。

今回は、人工授精にリスクがあるのか?また、どんなリスクがあるのかを調べました。

人工授精で双子妊娠の確率は高くなるか?

不妊治療で子供を授かった場合、双子や三つ子の可能性が高いイメージがありますが、人工授精の双子妊娠率は自然妊娠の場合と同じです。

ただ、排卵誘発剤を使用した場合は自然妊娠・人工授精にかかわらず双子の確率は上昇します。また、内服の排卵誘発剤と、注射の排卵誘発剤でも確率は異なります。(内服薬は約5%、注射は約20%と言われています。)

流産や胎児が障害を持つ確率は?

人工授精は、自然妊娠とほぼ変わりはありませんので、流産の確立や胎児が障害を持つ確率は高くなりません。

もちろん自然妊娠の場合と同様に、流産や障害のリスクは年齢とともに高くなります。

感染症に感染する可能性がある

女性側のデメリットとして、精子を注入する際に感染症にかかる可能性があります。

通常、精液に雑菌が含まれています。それを子宮に直接注入するため感染症の恐れがあるのです。私が受診した不妊治療専門のクリニックでは「人工授精をすると卵管が炎症を起こすのであまりお勧めしない」と言われたこともあります。

毎月連続で10回以上の人工授精をする場合は、医師に相談するのが良いと思います。

とは言っても、精液は洗浄をしたものを注入するので感染症を起こすことは滅多にありません。

病院によっては、治療後1~2日の間は抗生物質の服用を推奨している場合もあります。

私の場合は、子宮内膜症があるので、必ず抗生物質を飲むように指示されています。

内膜症患者は、人工授精の際に炎症を起こしやすい為です。

人工授精の治療は痛みについて

人工授精は、通常は痛みを感じないと言われていますが、人によって軽度の痛みを感じることは珍しくありません。(ごくまれに、激痛を感じる方もいるようです。)

私自身は、卵巣嚢腫(子宮内膜症)により、子宮の位置がずれていることがあるらしく、過去に一度だけ声を上げるほどの激痛を感じたことがありました。その際には2~3日の少量の出血もありました。

妊娠率には影響がないと医師からは説明を受けましたが、毎月この痛みに耐えるのは厳しいと感じています。

人工授精は時間も10~15分程度の処置となり、治療後は直ぐに帰宅ができます。費用についても保険適用外となりますが1回2~3万円なので、治療自体に大きなデメリットは無いように感じます。

人工授精のリスク(デメリット)まとめ

・流産、双子妊娠、子供が障害を持つ可能性は自然妊娠の場合と変わらない

・精液の注入により、ごくまれに感染症を起こす場合がある

・人工授精の際、痛みを感じる人はあまりいない

・人工授精の費用は1回2~3万円

人工授精は、自然妊娠とほとんど変わりがありません。

治療自体は、細いカテーテルを使って濃縮・洗浄された精子を子宮に注入するというものです。

また、検査により排卵の時期も正確に予測をして治療をする為、自然妊娠より妊娠の確率が高くなります。

「人工」と名称につくことで、抵抗を感じる人もいるかもしれませんが、治療に踏み込むのを迷うことで、時間を無駄にしてほしくないと個人的には思います。

また、タイミング法と併用できるので、排卵前のベストなタイミングで人工授精をして、前後でもタイミングを取ることが可能です。

不妊治療専門の病院でなくても、人工授精は出来ることも多いので迷われている方はぜひ一度チャレンジするのが良いと思います。